事例集

元阪神西岡選手の守備妨害から学ぶスリーフットレーン!!

2021/03/06

スリーフットレーンの外を走ってアウトになることなんて本当にあるんですか?
審判未経験の父
おじたか
ありますよ。もちろん。プロ野球でも実際にありました。事例を確認してみましょう。

 

この記事はこんな人にオススメ

  • 日本シリーズで起きたプレーがどうして守備妨害になるのか知りたい
  • 守備妨害の後、誰がアウトになるのかなど審判の判定を知りたい

元阪神西岡選手の守備妨害で終わった日本シリーズ

2014年の日本シリーズは、ソフトバンクvs阪神。

最後は阪神西岡選手(当時)が守備妨害を取られるという何とも後味の悪い終わり方でした。

なぜこのプレーが守備妨害になったのか、審判はこのプレーをどのようにジャッジしたのか確認します。

 

なぜ西岡選手のプレーは守備妨害になったのか?

西岡選手が守備妨害を取られたのは、スリーフットレーンの外側を走っていたからです。

本人はギリギリを走っていたと言っていたようですが、完全にはみ出して走っていました。

ココがポイント

審判をするときは、バッタランナーの走路を常にチェックしておくことが大切です。

 

西岡選手の両足は完全にスリーフットレーンをフェアゾーン側にはみ出して走っている。

そして、一塁のベースカバーに入った野手がキャッチャーからの送球を捕れなかった。

だから、審判はバッターランナーの守備妨害を認めたのです。

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守備妨害のペナルティの適用

このプレーが起きたのは、9回表1アウト満塁の場面でした。

そして、守備妨害が起きた後、ゲームセットになりました。

ということは、このプレーでアウトを2つ取られたということになります。

なぜ、2つもアウトを取られたのでしょうか?

 

その理由を考える前に、この記事を読んでおいてください。

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さて、日本シリーズのプレーは、まず本塁で3塁ランナーがフォースアウトになっています。

これはバッターランナーの守備妨害が発生する前に別のプレーが介在したということ。

つまり、上の記事に書いている守備妨害のペナルティ①が適用されます。

 

このルールでは守備妨害発生前にとったアウトは認められます。

よって、バッターランナーと3塁ランナーがアウトになります。

だから、試合終了になったというわけです。

ココがポイント

審判はプレーをよく観察して、どんなプレーがどの順番で起こったのか正しく把握する必要があります。

 

まとめ

今回のプレーにおける守備妨害の適用のポイントをまとめておきます。

審判をするときは、実際のプレーでもこれらが当てはまるかチェックすればよいでしょう。

ポイント

  • バッタランナーがスリーフットレーンの外側を走っていた
  • それが原因で一塁のカバーに入った野手が捕球できなかったと審判が判断した

【参考】公認野球規則について

公認野球規則は、日本における野球ルールを定義しているルールブックです。

当ブログは、この2021年度版の公認野球規則に基づいて記事を書いています。

かなりボリュームのある本ですが、ルールが改正された箇所を抜粋してまとまっているのは役に立ちます。

ルールの改正だけをまとめた記載は、ネットでも書籍でもほぼ見あたりませんので。

 

  • この記事を書いた人

おじたか@親父審判

・歴40年以上3点セット
 -野球観戦歴
 -阪神タイガースファン歴
 -大阪在住歴
・マニアックな野球ルールが好き
・審判は機会があれば毎回引き受けている
・Twitterもやってます

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