子どもは野球やりたいって言っているのに、親が反対して入らないこともあるらしいですよ。
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子どもがやりたいことをできないって悲しいですね。
そこがネックになって嫌だという親がいるそうです。
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ちょっと親の負担を棚卸ししてみましょうか。
親の負担を減らす方法についても少し考えてみましょう。
この記事はこんな人にオススメ
- 少年野球での親の負担は具体的に何があるのか知りたい人
- 少年野球での親の負担を減らす方法があるなら知りたい人
少年野球での母親の負担
お茶当番
少年野球でお母さんの負担と言ったとき、まっさきに挙がってくるのがお茶当番だと思います。
具体的に何をしているかというと・・・
- お茶がなくなった子供の水筒にお茶をつぎ足す(特に夏場)
- 熱中症対策の氷やスポーツドリンクなどを用意する
- 見学に来た保護者に飲み物を出す
- 監督・コーチにも飲み物を出す
- ケガや体調不良になった子供の面倒を見る
- その他、練習中の雑用
お茶当番といいながら、練習中に発生する全ての用事や事故に対応します。
母親2~3人で1組になって順番に当番を回します。
お茶当番にあたる頻度は、チームの人数によって大きく変わります。
おおむね1~2か月に1回程度ではないでしょうか。
仕事をしているお母さんはもちろん、小さい弟や妹のいる家庭では子供を連れていけるのかという問題があります。
特に夏場は炎天下になるため、小さい子供を1日外につき合わせることに抵抗があるかもしれません。
預かってくれる人がいればいいんですけど、そうでなければ大きな悩みになります。
お弁当作り
土日は朝から夕方まで練習や試合というのが通常です。
だから、土日ごとにお弁当を持たせなければなりません。
平日もお弁当を作っているなら、お弁当作りを休む日がないですよね。
これは相当な負担だと思います。
また、大会があるときは、例えば朝6時集合ということもあります。
そうすると朝5時とかに起きてお弁当作ることになります。
普段よりかなり早い時間に起きるので肉体的、精神的な負担になるでしょう。
母親の人間関係
これは人によって大きく左右される問題です。
子どもが入ったチームでは母親同士でどういう人間関係があるかとても重要です。
ひどい場合には、子どもの学年で母親の上下関係ができるチームもあるようです。
上の学年の母親が偉いみたいな感じになるそうです。
こういった場合、上の母親からあれこれ言われますから精神的に負担が大きいんですね。
これが嫌だから子供に野球をさせたくないっていうお母さんもいるでしょう。
ちなみに、父親同士ではそういった上下関係はできにくいように思います。
少年野球での父親の負担
練習試合の審判
野球をよく知っている人は男性に多いです。
だから、審判は父親の役割になります。
練習試合では保護者が審判をするというパターンは多いです。
野球経験者なら問題なく審判を務めることはできるでしょう。
問題は、野球未経験者です。
野球のルールを細かく知らなければ、審判をすることが不安になります。
それがプレッシャーに感じる人もいるようですね。
例えば、試合でよくあるケースに絞って審判のやり方を学べる方法があったとしたら?
興味はありますか?
この記事では、その方法についてお伝えしています。
-
少年野球審判のやり方をたった3時間で学ぶ方法とは?
続きを見る
設営・グラウンド整備など
練習試合や公式戦を主催するときは、会場の準備があります。
おおよそどのチームでも共通するであろう仕事をまとめておきます。
- 会場の準備(受付ブース準備、テント張りなど)
- 駐車場での車の誘導
- ご近所の方への対応(迷惑がかからない配慮やクレーム対応など)
- 会場となるグラウンド設営(ライン引き、ベンチ作り、ネット張りなど)
- 試合と試合のインターバル間のグラウンド整備
- 会場の後片付け(原状回復)
こういった仕事は力が必要になります。
なので、父親の役割となっているチームが多いでしょう。
監督やコーチ
少年野球のクラブチームは、基本的にボランティアの集まりです。
チーム運営から監督、コーチまでチームを動かしてくれる人は、みんなボランティアです。
保護者に負担が求められるのも、それが理由です。
みんなで少しずつ分担しましょうということですよね。
ということで、野球経験のあるお父さんは、コーチを頼まれることがあります。
監督を頼まれることはめったにないかもしれませんが。。。
平日は仕事でクタクタになり、土日はコーチとしてチームの活動をするのは想像以上にしんどいです。
1年間、ほぼ休みなく無給でチームに奉仕することになります。
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その他共通の役割
遠征時の送迎や帯同
父親、母親関係なく負担になるのが、遠征するときです。
遠征場所まで送迎の車を出す必要があります。
と、同時に遠征に帯同することにもなりますよね。
なので、1日チームの活動で拘束されます。
近ければいいんですけどね。
遠いところまで行くときは大変。
朝6時出発とか普通にあるでしょうから。
遠征に帯同すればお茶当番、練習試合の審判など、当然ながらもれなく付いてきます。
イベントの企画・準備・運営
少年野球では野球ばかりやっているわけではありません。
大会で勝ったら祝勝会をすることがありますし、卒業生を送る卒団式があります。
合宿をしているチームもあるでしょう。
こうした様々なイベントを企画して準備、運営していく役割も保護者には求められます。
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お母さんどうし、仲良くワイワイやってますね。
そういった雰囲気だったら負担に感じることも少ないんですけど・・・。
会議に出席する
チームの運営において保護者の意見や同意を求めることがあります。
そんなときは、保護者も集まって会議をします。
基本的に参加が必須になります。
頻繁に会議をするチームであれば、負担は大きくなるでしょう。
朝から夕方まで練習試合してその夜会議なんてされたら、もうヘロヘロです。
野球チームの監督って意外と体力あるんです。
なので、そんなスケジュール組む人いますよ。笑
少年野球で親が負担するのは当たり前
少年野球チームはボランティア
さっきもチラッと書きましたが、少年野球チームはボランティアで運営されています。
非営利団体なんです。
だから、最低限の会費と実費しか支払わなくていいんです。
監督やコーチもボランティア。
無給だから支払う費用が安くすんでいるんです。
まず、そこをきちんと理解していただきたいです。
みんなボランティアなので、みんなで協力してチームを運営するのが基本的な考え方。
だから、ある意味、親が負担するのも当たり前なんです。
チームに預けるだけでいいという考え方は、私は間違いだと思います。
ボランティア組織である以上は。
できる協力はしないといけないと思います。
親の負担を減らす方針のチームがある
とはいえ、やはり親の負担があるために野球チームに入らないというご家庭があるんですね。
チームに入って欲しいからなのかはわかりませんが、親の負担を減らそうとしているチームはあります。
例えば、私のTwitter のフォロワーさんに「倉敷ジュニアリバティーズ(@k_libertys )」さんというチームがいらっしゃいます。
このチームは2021年の4月に創設されたばかりです。
その運営方針を見ると、親にとって天国のような環境です。
倉敷ジュニアリバティーズさん運営方針(一部抜粋)
- 怒声罵声禁止
- 保護者の当番なし
- 役員の強制なし
など引用元:倉敷ジュニアリバティーズ公式サイト(https://kurashiki-libertys.amebaownd.com/)
他の地域で同じように当番なしのチームがあるのか調べてませんが、こうした運営方針のチームが地元にあればいいなと思います。
倉敷の方は、ぜひ一度見た方がいいですよ。
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わりと楽しくワイワイやれる雰囲気なので助かってます。
少年野球での親の負担を減らす方法
ここまで少年野球チームでの親の負担について見てきました。
やっぱりしんどいなあって感じるかもしれませんね。
どうしてもこの親の負担がしんどいようでしたら、その負担を減らす3つの方法をお伝えします。
少年野球の親の負担を減らす方法
- 他のスポーツをさせる
- 負担の少ないチームを探す
- 野球スクールに通う
他のスポーツをさせる
これは野球を諦めるという選択肢ですので、できれば避けてほしいです。
子どもが野球をやりたいのに他のスポーツをさせるということにはなって欲しくない。
他のスポーツの事情は、正直知りません。
ですので、例えばサッカーに変えたから親の負担が減るかどうかわかりません。
どうしても保護者の方の精神的負担が大きければ、こんな選択もあるよということは知っておいてください。
親の負担が少ないチームを探す
これはまさに先ほど紹介した倉敷ジュニアリバティーズ さんのようなチームを探すことです。
地元にそんなチームがあるか探してみてください。
あればラッキーです。
そういうチームはきっと指導方法も古い考えを捨てているだろうと想像します。
新しい取り組みをしようというチームですから指導方法も今の時代に合わせているはずです。
また、子どもの成長や子どもの教育にも良い影響を与えます。
ぜひ子どもさんのために、新しい取り組みをされているチームを探してみてください。
野球スクールに通う
負担の少ないチームが地元に見つからない場合は、野球スクールという手もあります。
ベースボールスクールポルテ は、少年野球教室を主宰していて全国に展開しています。
親の負担は一切ありません。
野球の指導は、プロの方が教えてくれます。
褒めて伸ばすという指導方針です。
子どもが心身ともに健全に成長し、野球を楽しむ環境としては最高だと思います。
ただし、水泳や英語などと同じように、これは習い事です。
ですので、少年野球チームと比べると金銭的な負担はどうしても増えます。
他の習い事に比べると同じくらいの相場感ですけどね。
どうしても負担したくない、できない事情があるのなら、お金を払ってでもポルテのようなチームに入るのがいいでしょう。
ポルテについて詳しく知りたい場合は、こちらの記事を読んでください。
金銭的なことはもちろん、教育方針や活動状況をまとめています。
-
ポルテ少年野球教室の月謝はいくら?親の負担や口コミなどを徹底調査!!
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この記事のまとめ
この記事では少年野球での親の負担について考えてみました。
これから野球を始めるという方には参考にしていただけるのではないかと思います。
この記事のまとめ
- 少年野球では親の負担は当然のようにある
- 少年野球チームの運営はボランティアなので、みんなで協力するという考えが基本
- 親の負担を減らす方針を取っているチームもある
- どうしても負担できないなら、スクールに通わせるのがよい
どのスポーツ、どのチームを選ぶにしても、子どもの意思は尊重してあげてください。
やるのは子どもです。
子どもがやりたいことをさせてあげるのが、一番だと思います。
お父さん、お母さんは、がんばるお子さんを応援してあげてほしいなと願っています。
この他、少年野球をやってみる子供を持つ親が抱えがちな悩みをまとめた記事があります。
良かったら、こちらも併せて読んでみてください。
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少年野球で抱える親の悩み5選!みんなはどんなことで悩んでいるの??
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