そうやって言われないためには、判定を間違えても対応を間違わないことです。
この記事はこんな人にオススメ
- 誤審したとき、どう対応していいかわからない人
- 誤審したときの審判の心構えや対応方法を知りたい人
「誤審した!」と思っても判定は変えない
少年野球で審判を任されたときは、一度下した判定は変えないことが原則です。
例えば、アウトかセーフか微妙なプレーが起こったとします。
周りの多くの人がセーフと思っても、審判であるあなたがアウトとジャッジをしたならアウトで押し通すべきです。
そんなことすると判定のたびに文句を言われるようになってしまうかもしれません。
間違っていようとも自信を持ってジャッジすることが大切なんです。
審判を任された限り、あなたは自信を持ってジャッジすることが義務付けられています。
たとえ周りがどう言おうとも、仮にそれが間違っていようとも。
あなたが見たままプレーをジャッジするのです。
自分の目を信じて。
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もし、間違っていたならば、試合後に他の人の意見やアドバイスに耳を傾けて反省しましょう。
そして、次回以降は同じ失敗をしなければ良いのです。
誤審への対応のポイント
- 周りの雰囲気や意見に流されず、自分が見たままに自信を持ってジャッジする
- 原則として、一度下したジャッジは変更しない
誤審したと気づいたら?
とはいえ、間違ってジャッジをしてしまったと自分で気づくことはあります。
その時は、勇気を持ってジャッジを変更しましょう。
一度下したジャッジを変えないという原則よりも、もっと大切なことがあるんですから。
審判で最も大切なことは正確なジャッジをすることです。
子供たちは必死になって一生懸命にプレーをしています。
ジャッジをした自分自身が誤りに気付いているのに、そのまま押し通してしまっていいのでしょうか。
間違ったまま続けることは、その子供たちのプレーを台無しにしてしまいます。
ジャッジを変更することで正確な判定になるのであれば、躊躇なくジャッジを変更するべきです。
一塁塁審で誤審をした体験談!誤審の原因と回避方法を徹底解説!!
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ただし、ジャッジを変更する場合は、即座に自分から変更することです。
抗議を受けた後でジャッジを変えると、抗議を受けたから変えたと思われます。
あくまで自分の意思で変更したんだと周りに思わせることが大事です。
誤審への対応のポイント
- 少年野球の審判で最も大切なことは正確なジャッジを下すこと
そのためであれば、一度下したジャッジを変更することもいとわない - ジャッジを変更するときは、自分の意思で変更したと思わせることが大事
自分のジャッジに自信がない時は?
もし、自分のジャッジに自信がないときは、他の審判に相談しましょう。
プレーが落ち着いたところで、タイムをかけて審判に集まってもらうのです。
全審判で協議をしてジャッジのアドバイスを求めます。
誤審をしたときに絶対にやってはいけないこと
もし、誤審をしたかなあって思っても、絶対にやってはいけないことが2つあります。
審判が絶対やってはいけないこと
- 周りの意見や雰囲気に流れされてジャッジを変更すること
- 誤審で不利になったチームに対して別のプレーで埋め合わせをすること
上の方でも書きましたが、周りに流れされてジャッジを変更してはいけません。
自分の意思で変更するのは仕方ないですが、他の人から言われたので変更しますなんてのは最悪です。
間違っていても毅然とした態度でジャッジしてください。
もう1つは、別のプレーで埋め合わせをしないことです。
別のプレーで帳尻を合わせるようなことは決してしないことです。
間違ったことは仕方がないので、試合中は間違ったことは忘れてください。
1つ1つのプレーを自分で見たままに正しいと思うジャッジを常にすることが必要です。
誤審しないことが一番
誤審をしなければ、「間違えた!どうしよう??」とはならないわけです。
そういう意味で、やはり誤審をしないことが一番良いことではあります。
では、どうすれば誤審をしないようにできるのでしょうか?
それは、前回より次回は少しでも審判を上手にやれるよう努力することではないでしょうか。
例えば、私は下記をルーティンにして、審判力を向上させる努力をしています。
審判の学び方の例
- 審判を積極的に引き受ける
- 審判をした後は、その試合で良かった点や悪かった点を振り返る
- わからないルールが出てきたらネットなどで調べて覚える
- プロ野球や高校野球を観戦して審判の所作を確認する
初心者必見!野球審判がどんどん上手くなるおすすめの方法!!
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まとめ
少年野球の審判をやるのは大変だと思います。
そう簡単ではないかもしれません。
でも、子供たちも日々努力して野球をうまくなろうと努力しているのです。
お父さんが何もしないわけにはいかないでしょう?
ぜひ、一緒に審判力を向上させていきましょう。
少年野球審判の効率的な学び方
ただでさえ膨大に定義されている野球ルールに加えて審判のルールと、
野球審判が覚えなければならないことはたくさんあります。
公認野球規則は、細かい文字で約230ページのボリュームです。
野球を知らないお父さんが審判をするハードルが高いわけです。
そこで、試合でよくあるケースに絞って審判のやり方が学べる方法を紹介しています。
ぜひチェックしてみてください。
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