コラム

一塁塁審で誤審をした体験談!誤審の原因と回避方法を徹底解説!!

審判とコーチ
おじたか
先日、一塁塁審やってきました。

でも、1つジャッジをミスってしまったんですよ。。。

どんなミスをしたんですか?
審判未経験の父
おじたか
アウトをセーフと言ってしまいました。。。

プレーを見る位置が悪かったんですね。

ちゃんとプレーが見えてなかったんです。

今日は、この経験をお伝えしておきたいと思います。

 


一塁塁審で誤審した場面

まず、アウトをセーフと間違えてしまったプレーの状況を説明しておきます。

プレーの状況

  • バッターは一塁手前にボテボテのゴロを打った
  • ピッチャーが走ってマウンドを降りたところで、ピッチャーが捕球できそうだった
  • 一塁手もその打球を処理するために前に出ていた
  • 一塁は野手がカバーに入れず、ガラ空きの状態だった

私は一塁塁審でした。

一塁塁審の動きとして何が良くなかったのかを考えながら次を読み進めてみてください。

 

プレーの予想と一塁塁審としての動き

先ほど挙げたプレーの状況でこのようなプレーになるだろうと、私は予想しました。

予想したプレー

  • ピッチャーが捕球して、ピッチャー自ら一塁へ走ってベースタッチをする
    (一塁手が前に出ており、二塁手もカバーできていないのでトスする相手がいないと判断)

図で示すとこんな感じですね。

1塁塁審の死角①

ピッチャーがベースを駆け抜けると予想したので、上の図の黒の四角に示す位置で見るのが最善だろうと思いました。

私がそこに位置したのは、プレーを90度の方向から見るのが全体的に見えやすいという原則が少し頭をよぎったからでもあります。

そして、ピッチャーがベースを踏むと思っていたので、ボールが動くことがないと予想し、ベースに視線を集中していました。

一塁牽制球のジャッジ
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実際に起きたプレー

ところが、実際には予想通りにはなりませんでした。

ピッチャーがベースを踏むというプレーにはならなかったのです。

実際に起きたプレー

  • ピッチャーは一塁手にボールをトスした
  • 一塁手が足を伸ばしてベースを踏んだ
  • その後、ランナーがベースを駆け抜けた

先ほどと同じように図で描くと、このような感じです。

1塁塁審の死角②

 

まさかピッチャーが一塁手へトスするとは思ってませんでした。

そして、ここで問題が起きたのです。

 

ピッチャーから一塁手へのトスが見えなかった

その問題とは、ピッチャーが一塁手へボールをトスしたことを、私(一塁塁審)が全く見ていなかったこと。

先ほどの図をよくみるとピッチャーと一塁手と、私の位置関係がちょうど直線状に並んでいることがわかります。

この位置関係が悪かった。

ピッチャーから一塁手へトスするプレーが、完全に一塁手の体に隠れてしまっていました。

完全に私の死角に入ってしまったため、トスが見えなかったのです。(上図の赤の×は、死角を表す)

 

一塁手がボールを持っていることに気づいていませんでした。

そして、一塁手がボールを持ってベースを踏んだにもかかわらず、ランナーが一塁を駆け抜けた後にセーフをコールしてしまったというわけです。

 

この時は、セーフのコールの後、一塁手がボールを私の方に見せてアピールしたので、一塁手がボールを持っていたことに気づけました。

そこですぐにアウトのコールに変更して事なきを得たのです。

 

誤審を防ぐために注意するべきポイント

試合後、このプレーを振り返って、どうすればミスを防げるのだろうか?と考えました。

3つほど気を付けないといけないポイントがあったと思ったので、それをまとめておきます。

注意するべきポイント

  1. ボールから目を切らない
  2. ピッチャーから一塁手へのトスがある可能性を考慮した位置取りをする
  3. ボールが持っている野手を確認する

 

一番の原因は、ベース付近を見すぎてボールの動きを追っかけていなかったことでしょう。

ピッチャーが自分でベースを踏むだろうという思い込みがありました。

 

また、このプレーはファールゾーンに位置してもジャッジできるプレーでした。

あらゆるプレーの可能性を考慮すると、ファールゾーンに入って見るほうが良かったなと思います。

 

まとめ

では、最後に今回の誤審を回避するために気を付けるポイントをまとめておきます。

審判するときは参考にしてみてください。

ココがポイント

  • どんな時もボールから目を離さない
  • 審判は先のプレーを予想しなければならないが、絶対そうなるという思い込みは持ってはいけない(あらゆる可能性を考慮する)
  • ファーストゴロでピッチャーがベースカバーに入る可能性があるプレーは、ファールゾーンに位置取りする方がベター

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