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自打球とは?バッターが打球に当たるとアウト?ファウル??

2021/05/30

打ち損ねているバッター
プロ野球でも自打球が当たるシーンをよく見かけます。

全部ファウルと判定されているようですが、自打球が当たったらファウルという理解でいいのでしょうか。

野球少年の父(野球未経験)
おじたか
そうですね。厳密には例外もありますが。
そうなんですか?ファウルになるときとアウトになるときとどう違うんですか?教えてください!
野球少年の父(野球未経験)
おじたか
では、自打球がどのように定義されているかルールを確認していきましょう。

この記事はこんな人にオススメ

  • 自打球って何?基本的なルールを知りたい!という人
  • バッターが打球に当たってファウルになるケース、アウトになるケースを知りたい人

自打球とは?

自打球は公認野球規則に定義されていない野球用語です。

ですので、自打球という言葉の定義もまちまちのようです。

ここでは、自打球を次のように定義します。

自打球の定義

  • バッターボックス内で打球が直接または地面から跳ね返ってバッター自身に当たること
    または、その打球自体のこと

 

自打球は原則ファウル

自打球という言葉は公認野球規則では定義されていません。

しかし、自打球のルール自体は公認野球規則に記載されています。

 

これを読むとバッターボックス内でバッター自身に打球が当たった場合は、ファウルになることがわかります。

つまり、自打球はファウルです。

 

また、自打球として認められるためには次の条件を2つとも満たさなければなりません。

自打球として認められる条件

  1. バッターに打球の進路を妨害する意思がないと球審が判断すること
  2. 球審が自打球がバッターに当たったと認めること

 

1は、公認野球規則に記載されている通りですね。

バッターに打球の進路を妨害する意思が認められたときは、バッターはアウトになります。

 

2は公認野球規則に明記されていませんが、打球判断は審判の仕事です。

ですので、球審が自打球だと認めない限り自打球にはならないのです。

 

自打球が認められない場合は、通常とおりプレーが続きます。

つまり、ファールゾーンならファールですし、フェアゾーンに転がればインプレーです。

おじたか
自打球が認められないケースは見たことがありません。

かすった程度の自打球なら、稀に認められないこともあるかもしれませんが。

もし、球審を務めるなら自打球かどうかしっかりと見極めなければなりません。

 

バッターボックス外でバッターが打球に触れた時は?

自打球とは、バッターボックスの中で打球が当たることでした。

バッターボックスの外でバッターが打球に触れてしまったときはどうなるのでしょうか?

併せて確認しておきましょう。

このケースでは、バッターが打球に触れた位置によって判断が分かれます。

 

ファウルゾーンで打球に触れた場合

ファウルゾーンでバッターが打球に触れた場合は、ファウルです。

ただし、故意に打球の進路を変えようとした場合、バッターはアウトになります。

公認野球規則には次のように規定されています。

 

フェアゾーンで打球に触れた場合

フェアゾーンでバッターが打球に触れた時は、その瞬間にバッターアウトです。

これは公認野球規則5.09(a)(7)の規定そのものずばりですね。

故意であろうとなかろうと、バッターがフェアゾーンで打球に触れるとアウトになります。

また、この場合はボールデッドになり、すべてのランナーは元の塁に戻されます。

 

自打球を防ぐ方法

最近の野球は多種多様な変化球があり、縦に変化する球種が増えています。

その影響で自打球も昔に比べたら多くなっているという印象があります。

自打球は骨折など大きなケガにつながる危ないものです。

 

少年野球の選手は、まだ身体もできていないので、できるだけケガを防ぐ対処をするのが望ましいでしょう。

バッティング技術や注意だけで自打球を打たないようにすることは不可能です。

なので、フットガードのような道具を積極的に導入するべきではないでしょうか。

 

フットガード(バッティングレガース)

自打球を防ぐためにはフットガードを使います。

プロ野球や最近は高校野球でも当たり前に使われていますね。

このフットガードは左右兼用です。

左右兼用のものをチームで3つか4つくらい購入して子供たちに使わせてあげてください。

 

アームガード(エルボーガード)

選手をケガから守るという意味では、エルボーガードも付けた方がいいかもしれません。

特に右投げ左打ちや左投右打ちのピッチャーは、投げる利き腕にデッドボールが当たる可能性があります。

最悪、投球できなくなる可能性も否定できないので検討の価値はあります。

 

本記事のまとめ

本記事で述べたことをまとめておきます。

本記事のまとめ

  • 自打球とは、バッターボックス内でバッターに打球が当たること、またはその打球自体のことである
  • 自打球が当たったらファウルになる
    ただし、審判が自打球であると認めた場合に限る
  • バッターボックス外でバッターに打球が当たったら
    • ファウルゾーンで当たった場合:ファウル
    • フェアボールゾーンで当たった場合:バッターアウト
  • 自打球によるけがを防ぐためにプロテクターを使う方がよい

 

自打球は、球審が認めて初めて成立します。

プロ野球でバッターは自打球とアピールしているのに、審判が認めないケースがたまにありました。

球審から見たとき、自打球があたったところってキャッチャーが死角になって見づらいです。

ですので、音も聞いて判断すると良いです。

見えにくいところなので、うまくジャッジするスキルを身に付けたいですね。

 

ちなみに、途中でフェアゾーンで打球に当たったらアウトという解説が出てきました。

フェアとファウルの境目ってどこだかわかりますか?

曖昧な理解になっていませんか?

フェアとファウルの境界について図解で解説した記事があるので確認しておいてはいかがでしょうか。

参考
バッターボックスと野球ボール
ファールとフェアを図解とケーススタディで徹底解説します!!

続きを見る

 

【参考】公認野球規則について

公認野球規則は、日本における野球ルールを定義している公式ルールブックです。

当ブログの記事は、2021年度版公認野球規則に基づいて書かれています。

野球のルールは毎年少しずつ改正されており、この改正部分を抜粋したページが公認野球規則にはあります。

その抜粋を読むだけでルール改正内容が分かるのが、この本のメリットの1つです。

野球の審判、少年野球のコーチなど、ルールを運用・指導するなら必携の一冊です。

 

 

 
  • この記事を書いた人

おじたか@親父審判

・歴40年以上3点セット
 -野球観戦歴
 -阪神タイガースファン歴
 -大阪在住歴
・マニアックな野球ルールが好き
・審判は機会があれば毎回引き受けている
・Twitterもやってます

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